2010年 06月 29日
@KCUA Café_6: transférer la terre et les bambous
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6月29日(火)、いよいよ土約12tと竹数十本を美術館に運ぶ日が来た。
奇くしくも、土を置かせてもらっていた松尾工務所の土地では、土をいただいた大藪家の廃材を処理していた。

d0141644_2251445.jpg朝10時、日通さんのトラックがやってくる。4トンと聞いていたが、6トン。しかもクレーンつき。土は10トン以上あるので、芸大と近美を3回は往復しないといけないかと覚悟していたが、2回で済みそうだ。
いっしょに科研をもらっている陶芸作家の長谷川直人先生と学生が手伝いに来てくれる。
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日通の西山さんが400個の土嚢を運ぶときいて、クレーン付きのトラックを手配してくれたので、大いにはかどる。
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クレーンを使えば、当然人間は楽になる。この10t以上ある土は、4日がかりで何度もピストン輸送した。

d0141644_238341.jpgだが、トラックのあとをついて、日通の車で近美に向かっているとき、今の文明が動いているものすごい圧力と速度を感じた。地鳴りのような音さえ聞こえた。
たぶん江戸時代の土を、江戸時代のように人力で救おうとしていたからだろうか。
アクアカフェを、重機のない時代につくられた琵琶湖疏水の竪坑をモデルにつくろうとしているからだろうか。
原始的な生活をしていた人間が、現代文明に出会って、その速度と巨大エネルギーにたじろぐ。
そういうときの感覚はこういうものではないか。この上でしか生きていけない無力感がおそってくる。

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午前中に、土嚢300個近くを運ぶ。
午後2時から残りの土を積み込んで、次は西門付近に置いてある竹を運ぶ。
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途中、激しいスコールが降って、ずぶぬれになる。
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近美での土と竹の置き場所は、駐車場横のスペース。
夕方5時過ぎにやっと運搬終了。
by peuleu2 | 2010-06-29 23:15 | アート


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