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2010年 07月 24日
@KCUA Café_10: documents
7月13日(火)、朝来て驚いたことに、昨日の強風で、アクアカフェの作り駆けの躯体が東に数メートル動いていた。足場を組み立てていなければ、きっと道路まではみ出ていただろう。
美術館の男性職員数人にお願いして、少しずつ動かし、なんとかもとの位置に戻す。
午後1時から博士課程の審査があるので、大学に飛んで帰る。からだが足りない感じ。

7月14日(水)、疏水事務所の辰巳所長から、僕がデザインした第一竪坑の案内板を展示に使ってよいと提案いただいたので、出来栄えをチェックしに疏水事務所へ。
アピールにはなるが、取り付け方がむずかしい。
午後、美術館で作業しようとするが、雨がひどいのであきらめ、練り土積みの土団子をもって、左官の松下さん宅(宇治)へ赴く。

7月16日(金)
雨が続いて、作業が進まなかったが、ようやく晴れ間が見え出した。
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天井の作業のため、またかたちをキープするため、ワイヤーを張り直し、梁を取り付けた。
太さもすべて不ぞろいで、曲がったものもある竹柱12本を、裂いた竹で胴巻きにしてつくった楕円柱。補助材の使用はやむをえまい。

d0141644_231581.jpg夜、美術館の入口で、いつも親切にしてくださる守衛さんが、立ったまま眠っておられた。


7月17日(土)

d0141644_23174317.jpg昨日つくった梁がさっそく役に立つ。
今回の制作・設置は、長谷川直人先生の協力なくしてありえない。
昔から信頼している土の作家で同僚だが、まさか美術館の前でいっしょにこんなものをつくることになるとは・・・

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久しぶりに学生(漆工の前田、谷口)が手伝いに来てくれて作業がはかどり、とりあえず内側の竹をすべて仮付け終える。

7月21日(水)
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疏水の水を貫通させる実験。

7月22日(木)、今日は大学で会議があるので、美術館での作業ができない。頭の中が真っ白なまま、久しぶりに出た教授会で、某課程委員長として大恥をかく。
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午後、大五さんから借りた押切で、学生たち(村田、稲垣、一柳、藤村)と藁を切る。ザクザクと気持ちいい。
だが、半トン入り土嚢にパンパンに入れて、運ぶのがたいへん。

d0141644_0531627.jpg7月23日(金)、疏水事務所の足立係長の立ち会いのもと、いよいよ疏水からのポンプアップを始める。
これで遠くの散水栓まで水を汲みに行かなくてよくなる。

P3の芹沢高志さんが展覧会に来訪。
お会いするのは久しぶり。



7月24日(土)
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最近、観客から何をしているのかと聞かれることが多く、説明に時間をとられるので、朝、思い切って土塗りの見本を切り取って美術館に運ぶ。
学芸課の河本さんに不用展示台を貸してもらい、練り土積みの土団子と見本を並べる。
それらしくなって、効果てきめん。
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長谷川先生といっしょに窓枠をとりつける。
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土落ちを防ぐための縄巻の作業。時間がかかるが、大事な仕込みの作業。
奥村、稲垣、木下の学生スタッフが手伝ってくれる。
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3時の休憩時間。松井紫朗一家がアイスクリームを差し入れしてくれる。
美術館の入口横の屋根の下が、われわれの食事と休憩の空間。
敷石のモデュールや床の段差がまたも作業に役立つ。いつのまにかこの空間がからだになじんでいる。
時の流れの中での光や風や音の変化、来館者や観光客たちの振る舞い。
半野外の空間というのは、変化に富んでいてあきない。
by peuleu2 | 2010-07-24 23:06 | 動く土


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