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2008年 03月 15日
Vague d'argent
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「湖都楽母(ことがくぼ)」。友人の作曲家・中村典子さんが、滋賀出身の女性音楽家たちと結成したグループの名前。琴・打楽器・ヴァイオリン・作曲というユニークな編成。メンバーはいずれも実力派。中村さんから頼まれて、旗揚げ公演(5月10日)のチラシをデザインした。

滋賀の、とくに子供たちの環境への感性を音楽を通じて高めるという、時代への意志をもった音楽活動をやっていくとのことで、分野はちがえど、既存の芸術界から踏み出すこころざしに共感できる。
でも、ひかれたレールの上を走るのではなく、自分でレールを引くのはたいへんだ。今度も、音楽家たち自身が企画して、ホール(しが県民芸術創造館)にもちこみ、演奏会を実現させるという。それで、通常なら、プロデューサーやホール側がやる広報のデザインから後援や助成の折衝まで、自分たちでしないといけないらしい。

演奏会の基本モチーフは「ぎんのなみおどる」という絵本。びわ湖の魚たちが子供たちと大音楽会を開くというお話。
だが、びわ湖には近年行ってないので、すっとイメージがわかない。で、3月初め勤め先の入試の仕事のあいまをぬって、近江八幡から湖岸をまわった。
きれいな砂紋が水辺に広がっていた。だが、しばらくすると砂紋も水も表情を変える。湖は生きている。そのことをイメージして、足許から遠景までの風景を合成した。魚たちで湖がもりあがるイメージで絵も描いた。
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ホール側の意向との兼合いもあって、絵本の絵を使うとか、いろんな内容変更やらを受けながらのデザイン。昔のデザイナー時代を思い出す。昨日ようやく出稿データを主催者に渡した。

出来上がりを見ずに、18日、パリに発つ。
by peuleu2 | 2008-03-15 19:06 | デザイン


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