人気ブログランキング |
2009年 03月 19日
Hundertwasser-Haus
d0141644_1738377.jpg
フンデルトヴァッサー・ハウス(1985)。現地では設計者の名前もつけて、Hundertwasser-KrawinaHausともいわれる。
Friedensreich Hundertwasser(1928-2000)の絵と建築を彼の生地ウィーンで見て、あらためて彼の芸術が、総合芸術への夢をはらんだクリムトとウィーン工房の伝統、それにガウディの強い影響を受けていることを実感する。
d0141644_1740325.jpg

d0141644_18173424.jpgこの集合住宅はケーゲル通りKegelgasseとレーヴェン通りLöwengasseに面しているので、柱や装飾モチーフにボーリングのピン(Kegel)とライオン(Löwen)がたくさん用いられているそうだ。

d0141644_17402431.jpg
起伏のある地面は、森のなかの地表をまねたという。
d0141644_17404984.jpg
近くにあるKunsthaus Wien(1989-91)は彼の美術館といえる。
絵は本質的にグラフィックで、油彩よりも版画の方がいい。1928年生れで、ウィーン美術アカデミーの教授も務めた。「百水(hundert+Wasser)」と名乗り、一時期、日本人の奥さんがいたことを知った。
多弁でエネルギッシュな人だったのだろう。一世代前のユートピア主義を感じる。
by peuleu2 | 2009-03-19 23:28 | 観察


<< MAK, Wien      tourbillon >>