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カテゴリ:アート( 27 )
2010年 07月 11日
@KCUA Café_9: trouble in paradise
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7月8日(木)、夕方、「trouble in paradise」展のレセプション。
インドア派は展示物ができているが、現場施工の僕のはまだ基本構造と輪郭のみ。
建築を知らない人間、僕のやることが伝わっていない人間は、それが「作品」だと勘違いする。
無視して作業にいそしもうと思っていたが、何をしているかが伝わっていないのは、どうにもはがゆい。
チラシにはコンセプトを載せているのだが、だれがそれを読むのか。

つくる意義はあると思って取り組んでいるが、それをどう伝えたらいいのか。
口でいくら言ってもむなしい。「伝える」とは何なのか?

7月10日(土)、朝10:30から夕方17:00まで、国際シンポジウム
朝方、アクアカフェのコンセプト・シェマをなんとか作成。シンポの最中もパソコンで発表準備。
天気がいいので、議論などに時間をつぶさず、屋外で作業を続けたかった。
シンポジウムの発表は、David Dunnのが最良。

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7月11日(日)、朝から雨で作業できず。
午後は、David Dunnのマイク製作ワークショップに参加。
作曲家の藤枝守さん、椎原保さんも参加。なつかしい3人組。
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帰宅後、気になっていたので、土塀の土くれを練って、試作の竹モデルに塗ってみる。屋根の仕上げ方が一番気になる。
江戸時代の土をよみがえらせるとはいえ、だれもしたことがないことだし、いったい乾くとどうなるのか。色は? ヒビは?
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上から塗ると、下=ドームの内側はこうなる。
フセニの家の天井を思い出す。悪くはないが。
by peuleu2 | 2010-07-11 23:28 | アート
2010年 07月 04日
@KCUA Café_8: pomper de l'eau du Canal
d0141644_150441.jpgアクアカフェ制作のこだわりは、人とモノのネットワークを活かして、できるだけモノを買わないこと。
疏水の水を汲み上げるための水中ポンプも、買わないで既存のものを活用できることになった。設備棟の内池さんが倉庫に眠っている使われていないポンプを貸してくれるというのだ。
ホースの外径32mmで、80l/mというのは、十分な能力だが、揚程5mというのが気になる。
内池さんといっしょに試験してみる。

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内池さんと倉庫の中をごそごそしていると、さらに古い、鋳鉄製の重たい水中ポンプが見つかった(左)。
しかし重すぎて疏水の擁壁を傷つける心配がある。
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水中ポンプなどじつは使ったことがない。
疏水水面から美術館の敷地まで高低差は約3m。本当に水がそんなに高く吸い上げられるのか。
7/2(金)の午後、ひとりで疏水の舟走りに降りて、ポンプを水中に下ろそうとしていると、疏水事務所の監視カメラにひっかかったらしく、職員が飛んでくる。
「何してんや?」
「古い水中ポンプのテスト。水を汲み上げる内諾は得ている。」と言い返すと、顔を覚えていてくれたのか、にっこり笑って引き上げてくれた。
しかし念を入れておこうと、疏水事務所に実験する旨電話すると、「ひとりでやったらあかん」と、辰巳所長が自転車で飛んできた。
幸いなことに辰巳所長といっしょに作業することができて、実験は無事成功。
滝もつくれそうな勢いで水が吸い上る。

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7月3日(土)は一日中雨で作業できず。
よく4日は雨があがり、リベンジのつもりで作業に取り組む。
長谷川直人先生と、アクアカフェスタッフの一回生が3人手伝いに来てくれて、補強の仕事がはかどる。
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楕円をキープするためにワイヤーを張った。

by peuleu2 | 2010-07-04 23:47 | アート
2010年 06月 30日
@KCUA Café_7: dresser l'échafaudage
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「(6月28日)
河本信治様
お世話になっています。
別件ですが、前庭に張る例の解体工事用シートの風による倒壊の可能性の問題について、先日、協力業者の吉井工務店と現場で検討した結果、単管ではなく幅120cmの堅牢なビティ足場(枠組足場の一種)を組むことで、倒れる危険を回避できるという結論を得ました。枠組足場は、ビル建設や土木工事などの場合に使用されるものです。(私自身は「夢中です」の防音シートが鳥居の下で風で舞うのは面白いと思っているのですが(笑))
吉井工務店と私が、化粧石板に傷つけないよう、また構造の強度と入口へのアプローチを考えながら、いっしょに施工/撤去します。施工はおそらく7/3~4、撤去はアクアカフェ竣工時になるかと思います。」

などというメールを出していたが、朝方、吉井工務店の会長から電話がかかってきて、今日、組み立てるという。
たしかに今日29日が都合がいいと言ったが、吉井さんは仕事があるというので、あきらめていたのだ。
携帯を見ると、早朝6時台から何度も電話があった。
きっと吉井さんは、急に仕事日の変更を決めたのだ。忙しいのに申し訳ない。
松尾さんが言うように、吉井さんは本当に心暖かい方だ。
幸い雨はあがっていて、芸大の野外ステージに干していた防音シートを必死で補修。午後1時 すぎ、美術館に到着。
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ビティ足場を組む。
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鳥居の前の構築物は、何でもスペクタクルになる。

d0141644_3211199.jpg車止めを使って、単管で腕をつける。
なるほど、これで動くことはない。
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足場を組み終えたあと、シートを大きいものに買い替えて、大学に戻ったのが夜7時。
明日からの作業に備えて、ひとり、夕闇迫るなか、シートに480x405の楕円を描く。
なんとか間に合うが、くたくた。
by peuleu2 | 2010-06-30 23:05 | アート
2010年 06月 29日
@KCUA Café_6: transférer la terre et les bambous
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6月29日(火)、いよいよ土約12tと竹数十本を美術館に運ぶ日が来た。
奇くしくも、土を置かせてもらっていた松尾工務所の土地では、土をいただいた大藪家の廃材を処理していた。

d0141644_2251445.jpg朝10時、日通さんのトラックがやってくる。4トンと聞いていたが、6トン。しかもクレーンつき。土は10トン以上あるので、芸大と近美を3回は往復しないといけないかと覚悟していたが、2回で済みそうだ。
いっしょに科研をもらっている陶芸作家の長谷川直人先生と学生が手伝いに来てくれる。
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日通の西山さんが400個の土嚢を運ぶときいて、クレーン付きのトラックを手配してくれたので、大いにはかどる。
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クレーンを使えば、当然人間は楽になる。この10t以上ある土は、4日がかりで何度もピストン輸送した。

d0141644_238341.jpgだが、トラックのあとをついて、日通の車で近美に向かっているとき、今の文明が動いているものすごい圧力と速度を感じた。地鳴りのような音さえ聞こえた。
たぶん江戸時代の土を、江戸時代のように人力で救おうとしていたからだろうか。
アクアカフェを、重機のない時代につくられた琵琶湖疏水の竪坑をモデルにつくろうとしているからだろうか。
原始的な生活をしていた人間が、現代文明に出会って、その速度と巨大エネルギーにたじろぐ。
そういうときの感覚はこういうものではないか。この上でしか生きていけない無力感がおそってくる。

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午前中に、土嚢300個近くを運ぶ。
午後2時から残りの土を積み込んで、次は西門付近に置いてある竹を運ぶ。
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途中、激しいスコールが降って、ずぶぬれになる。
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近美での土と竹の置き場所は、駐車場横のスペース。
夕方5時過ぎにやっと運搬終了。
by peuleu2 | 2010-06-29 23:15 | アート
2010年 06月 28日
etude
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6月27日(日)、29日に控えた搬出にそなえて、終日、竹割りの作業。
造形計画を履修する一回生が、アクアカフェ・スタッフになりたいと申し出てくれたので、手伝ってもらう。
村里さん、森田さん、寺下さん、一柳さん、南君の5名。
おかげで竹割りをすべて完了できた。
竹割りのあと、近美のまえにつくるアクアカフェのスケールをチェックする。
長軸480cm、短軸405cm、壁高300cm。リブ構造の屋根の高さは約140cm。

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それはそうと、今、ひさしぶりにブログをアップして気付いたが、
エキサイトのブログに7月1日(木)から、記事内にテキスト広告が無理やり表示されることになった。
経営難か。しかしやり方がひどい。なぜ記事内にのせるのか?
近いうちにエキサイトから引っ越すことにする。
by peuleu2 | 2010-06-28 23:43 | アート
2010年 06月 21日
@KCUA Café_4: M. Dé-constucteur
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6月20日(日)大藪家の土救出でお世話になった吉井工務店の社長から、例の防音シートを貸していただけるというので、伏見区深草宮谷町の現場を訪ねる。伏見は地理的にいまだ不案内で、やはり道に迷う。
電話したら迎えに来てくださり、軽トラについていくと、丘の斜面を上ったところに、4000坪からなる広大な土地があった。
ISO14001認証と無災害8028時間の看板のかかる事務棟の横に、解体現場からもってきたという鉄骨モジュールを使って別棟を建てている。基礎はH鋼。予想通りというか、ブリコラージュなどという生やさしいものではない。
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小高い丘の上の作業場からは、伏見の街並みはもちろん、伏見城を目前に眺められる絶景が広がる。
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吉井さんは、解体対象が、古い民家や邸宅はじめ、高層ビル、工場、寺社と幅広く、相当高価そうな庭石や古い門なども廃棄処分にしないで持ち帰ってくる。
長年それを続けた結果、今ではものすごい量の豪勢な庭石が敷地の至るところに草に隠れている。手水鉢がごろごろあり、鞍馬石らしき巨大な沓脱ぎ石も見た。「ほしかったら持っていってもええで」と言われたのは、古い門だった。和風の邸宅の入口を飾っていたものらしく、ふとアクアカフェの門にしようかとも思う。
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コンクリ廃棄物の巨大粉砕機もあって、埋め立てや造成などに使う土砂がどんどん再生されてくる。
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巨大丸太を梁に組んだダイナミックな建物が敷地内にある。聞けば、伏見城が見えるいい立地なので、レストランをつくろうと、自分で建設を始めたが、途中で不良たちによって火をつけられ、あきらめたという。
丸太は、北山にもつ自分の山林から切り出し、壁にはられた石やタイルは、どれも解体した建物に使われていたものの再利用。黒焦げになった丸太の小屋組みは、シンプルで圧倒的な迫力。壁の意匠も、廃材の再構成。
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脱帽したのは、城壁のようなこの石組み。これも吉井社長がコツコツと10年がかりでコンクリ擁壁に廃材の石材を貼り積んでつくりあげた。

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吉井さんが解体される屋敷の庭から救い出した樹木のギャラリー。
生きてる樹木を解体処分するのはしのびない、と吉井さんはいう。
ここでは、心暖かい解体屋さんの澄んだ魂によって救い出された石や樹木の第二の人生の場が展開している。敷地全体が吉井さんのワンダーランドになっているのだ。
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だが解体の仕事が生やさしいものでないことは、ぼろぼろになったキャタピラが物語っている。

帰り際、吉井さんから、ある「石」をいただいた。焼いたら白くなり、「毒」を吸収すると赤くなる。火山製の石だとか。水に入れて飲んでもいいし、手や顔を洗うと肌がつるつるになるとか。とても高価らしい。アクアカフェのメニューに追加か。

野積みになっていた防音シートをみつけ、10枚ほどお借りして車に積んで帰る。吉井さんは、「ただでやる」と言ってくださるが・・・

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防音シートを作業場所にしている音楽棟裏の野外ステージに運んで、広げてみる。シートは180x360cm。10枚並べると、広さがぴったり。
梅雨の雨が、汚れをある程度落としてくれることを期待する。

防音シートに文字を印刷することは、いろんな業者が工夫してやっているらしい。
このユニークな言葉は吉井さん作だが、印刷業者がまちがって上下逆さに500枚も印刷してしまったという。
逆さ文字は呪いかと思ったがそうではなかった。しかし、その誤謬をそのまま使うというのが気に入っている。
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防音シートが汚れているのはしかたないが、基本的に油汚れではなく、現場の泥や埃が付着したもの。
吉井さんからいただいた洗剤をぞうきんにつけてこすると、汚れも意外とすんなりとれる。
そもそも「汚い」とは何を称して言うのか。この世に汚いものなんてない。少なくとも、人間が作り出した自然に帰らないもの以外は。

とはいえ、設置するのは京都国立近代美術館の前庭。あそこは風致地区なので、きれいに洗っておかないと。
構想では、アクアカフェ建設中、平安神宮の鳥居の下に、「夢中です。」の逆さ文字が林立する。
台風で飛ぶとすごいだろうな。

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この野外ステージは長年使われないまま、半ば廃墟化しているが、いたるところにあるデザイン上の凹凸が、竹を引っかけたりと、いろいろ作業に役立つ。タイル貼りの床は方眼紙代わりだ。
音楽学部の授業の邪魔にさえならなければ、ここをそのままアトリエ化したいと思う。

by peuleu2 | 2010-06-21 01:15 | アート
2010年 06月 11日
@KCUA Café_3: ciel en pentagone sur de l'eau
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一昨日、大藪さんの敷地を分割する杭の列が打たれた。
西側が国の高速道路予定地、東側が京都市が管轄する側道。
もうまもなく、敷地は見る影もなく変容するだろう。

今日、6月11日(金)、朝から空は青く晴れ渡り、来週からの梅雨入りの予報もあったので、やるとしたら今日しかない、と思う。
何をやるかといえば、敷地の中央にあった井戸の上に、正五角形の空をつくること。
すでに立入り禁止区域だし、可能かどうかあやしいが、この冒険ができれば、アクアカフェの冒険もうまくいくような気がする。こういう呪いを僕はときどきする。
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敷地使用の交渉はうまくいって、造形計画の受講生らと決行にうつる。
ちょっとあせっていたので、2.5mmのベニヤを使ったため、へなちょこだったが、
井戸跡のパイプと正五角形の光の中心がきれいに重なったときは、小さな感動があった。

正五角形は、対角線が黄金分割しあう。
ピタゴラス学派は、正五角形に内接する五芒星をシンボルマークとしていたが、これは逆さにするとデビルスター。
写真に撮ったら、五角形もちょうど逆さ。いいのかな。。。
比燕荘の解体式以来、なぜか「魔」の側面が出てきている。
研究室に帰ったら、眼が悪魔のように真っ赤に充血していた。

吉井工務店がやっていた防音シートの逆さ文字も魔よけの呪いと見る。
これは確かめる意義がある。

ターレス(「万物のアルケーは水」、BC.624〜546)の上のピタゴラス(「万物のアルケーは数」、BC.582〜496)
正五角形の空は、荒ぶる水の神を鎮めることができるか。
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by peuleu2 | 2010-06-11 23:03 | アート
2010年 05月 07日
couverture de Linus, encore une fois
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中原浩大が、夏の「Trouble in Paradise / 生存のエシックス」展に、かつて一緒につくった「微小重力環境のライナスの毛布」試作群を出したいというので、5月7日(金)午後、預かってもらっていた芸大資料館の収蔵庫で点検作業を行った。

大きな段ボール箱をあけると、玉手箱のように、7年まえの時間がよみがえってくる。
「きぼう」の芸術的利用の可能性について、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)と行っていた共同研究"AAS"の研究報告会(2003年12月20日、芸大大学会館)で、これらの試作群を展示したのだった。
発端は、浩大といっしょに体験したパラボリック・フライト実験での発見と、向井千秋宇宙飛行士との会話だった。微小重力環境下での身体感覚の定位の補助ツールとして、手探りであれこれと試作した。(*)

「ライナスの毛布」は、あの報告会の3時間のあいだだけ人目に触れて、まもなく収蔵庫の闇のなかで長い眠りについた。
よもやまた、光のもとに引き出されることになるとは。

大半は異常なかったが、二つだけ少し痛んでいたので、持ち帰って補修することにする。
しかし、展示の1ヶ月間、ひとに自由に触らせ続けて大丈夫だろうか。
by peuleu2 | 2010-05-07 22:54 | アート
2010年 04月 17日
Au revoir, la Maison de thé au col
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大枝アートプロジェクトで数年間お世話になった大藪家が、いよいよ連休明けに取り壊されることになった。
大藪さんに迷惑がかかってはいけないので、敷地の一角に建てさせてもらった「峠の茶屋」を、まえもって解体・撤去する。
地元の西小路敏さんに、家屋解体の儀式の次第を聞いたので、アレンジしてやってみる。

お披露目からちょうど一年の命だった。

姿かたちがこの場所から消えるとはいえ、材料は再利用をはかる。

幸い、大藪家の土塀の土も、松尾工務所のはからいで、全部いただけることになった。
もっとも運ぶのは手作業だ。
連休明けにも重労働。
おそらく夏の「生存のエシックス」展がかたづくまで重労働が続く。

まずは、峠の茶屋の解体・撤去を無事、乗り切れるか。

⇒*
by peuleu2 | 2010-04-17 00:51 | アート
2010年 01月 23日
2.5 dimension 2010
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昨年に続き、出品依頼されたギャラリー・マロニエの『2.5次元—絵画考—』展。
小清水漸先生の退任記念展(1/21〜30)の手伝いで徹夜になった翌日(1/22)に搬入。
ギャラリーの閉廊時間が20時から19時になったのは痛い。

今回は、「価値の起源」をテーマに、廃材のなかから見つけた芯材、金箔、塩、アフリカの鍵を使った。
制作中、「フィボナッチ数の隣り合う数の比は黄金比 φ に収束する」ことを発見する。
by peuleu2 | 2010-01-23 02:52 | アート