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カテゴリ:デザイン( 12 )
2010年 07月 28日
@KUCA Café_12: Fujimori
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藤森先生に講演会を頼んだ。
ある新聞記事で、「自分は最高の建材は木だと思っていたが、アフリカに行って考えが変わった。土だなと思うようになった」と語られていたのを知ったので、頼んだのだ。
チラシは、失礼ながら、藤森先生の建築写真ではなく、僕自身が撮ったジェンネの泥のモスクの裏口、そしてドゴンの穀物倉庫群の画像を使ってデザインした。
僕の意図は、先生に伝わるだろうか?
by peuleu2 | 2010-07-28 07:13 | デザイン
2010年 05月 08日
prospectus d'un concert de bienfaisance
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クラムジカの中村典子先生に頼まれてデザインした。
典子先生はじつに活動的だ。
by peuleu2 | 2010-05-08 23:31 | デザイン
2010年 01月 03日
coller des feuilles d'or et d'argent
1月3日(日)、金沢も、雪だった。
金沢21世紀美術館でのオラファー・エリアソン展。
知覚現象の科学的解析を、美術作品に転換している。
来場者多し。Kim君は連絡がつかず。

金沢中心市街から少し離れた箔一箔巧館というところで、金箔貼りのデザイン実習ができるというので、ほとんど吹雪の中を歩いて訪ねる。
着いたのは閉館30分前。
金沢にはほかにも金箔貼りをさせる工芸館もあるが、たいてい型が用意されている。
ここはデザインから自分でできる。
受付の女性も明るくて、おおらか。
素人っぽくふるまったが、美術系の仕事をしていることを見抜かれた。
箔貼りは初めてだったが、楽しかった。テーマは「水のゆくえ」。
仕事づくめなので、久しぶりにくつろぐ。
親父の血なのか、工芸的なことが根っから好きだ。
こちらに進んでいたら、はまって抜けられなかっただろう。
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by peuleu2 | 2010-01-03 23:13 | デザイン
2009年 12月 30日
travaux de bambous et de cordes
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12月27〜30日、つちのいえの制作で、入校禁止中の大学の裏山へ。
学生たちと、曲がり荒壁の竹小舞下地に取り組む。
竹小舞を二重にして、真ん中を中空にして壁厚を出す構想。
土落ちの防止と強度を兼ねて、入念に縄を巻く。
竹はしっかり編めば筋交に近い強度がある、と久住章さんが左官的塾のHPに書いている。
だが、われわれのやり方はあくまで独自。
何せ扱いやすい真竹ではなく、癖のある厚ぼったい孟宗竹なのだ。
しかし、来年、現場で縦竹一本一本にシュロ縄を巻くやり方は、時間的にやってられない。
今回の収穫は、横竹代わりにワラ縄をしっかり巻くことで、竹小舞に強度を持たせ、かつ土落ちを防ぐ方法をみつけたことだ。これは、現場で採用できるのでは。

思えば、去年の暮れも、「峠の茶屋」の仕上げをしていた。
あれは民家の敷地のなかにあったから、みすぼらしいままで年を越せないと、必死で取り組んだのだ。

あれからもう一年。
ときは容赦なくすぎていく。
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by peuleu2 | 2009-12-30 22:35 | デザイン
2009年 11月 09日
6 panneaux de guide pour le canal de Lac Biwa
11月8日(日)、快晴。琵琶湖疏水記念館のリニューアルオープンに合わせた「疏水ウォークの日」(主催:京都市上下水道局)。デザインした6つの扁額案内板を見てまわる。
業者からは、11/2に設置を終えたという連絡をもらっていた。
3つのトンネルの出入口に一つずつ。

う〜ん、色は悪くないけど、地図の中の指示線がいくつかとんでいる!
刷り出しのとき、最終チェックできなかったからなあ。。。ボランティアだしなあ。。。

d0141644_338274.jpg第一トンネルの入口をのぞむ。

d0141644_3382831.jpg第三トンネルの出口。

消炭色の背景の図形は、疏水の断面図から起こしたもので、トンネルごとに色を変えた。

・あさはなだ
・やまばといろ
・けしあか
d0141644_340389.jpg第二トンネル入口。
この日のイベントの係員をつとめた水道局の職員さん。

疏水事務所所長はじめ、水道局の人たちは、案内板がイベントにまにあったとご機嫌。
う〜ん。。。
だれも欠陥に気付かないとはいえ、作り手は目をつぶってはいけない。
瀬尾プラさん、訂正してくれるよね。責任ですよ。

d0141644_1492823.jpgこの日よかったのは、第一竪坑(シャフト)をみつけたこと。
たしかに屋根が落ちている。
ここから疏水トンネルに下りてみたい。

by peuleu2 | 2009-11-09 03:46 | デザイン
2009年 10月 31日
Canal de Lac Biwa
10/29日朝、疏水事務所の岡本所長から頼まれた琵琶湖疏水の扁額案内板6枚のデザイン、出稿をようやく終える。
疏水を使う次年度のプロジェクトのプロポーザルに行ったのが、8月13日。
そのとき、所長から、10月30日の疏水記念館のリニューアルオープンに合わせて、疏水の三つのトンネルの入口と出口に掲げられた扁額の案内板をつくるから、色やレイアウトを見てくれ、といわれたので、ディレクションぐらいなら、と安請け合いしたのが運の尽き。その時点ですでに基本設計と業者は決まっていて、案内板の躯体をデザインすることはできない。できるのは900x900の画面のみ。
9月の水道局での打ち合わせのとき、かんたんなラフスケッチをもっていったが、仕事を受注した宇治の看板屋さんが、デザインができないとはまだ知らなかった。いつまでたっても地図があがってこないので、2週間後に電話したら、地図のデザインなどできないから、下請けに出したという。
悪い予感がして、念のため、その下請けがつくった地図を送ってもらったら、そこもたいしたデザインはできないことがわかる。根本的にやり直さないと使い物にならないのだ。
そもそもこういう本格的な環境グラフィックは、それなりに技術と実績のある専門会社がやるべき仕事。
そう言っても看板屋さんはポカンとしている。
僕が受けたわけでないから、どうしようか迷ったが、次年度の疏水プロジェクトのこともあるし、岡本所長は気の合ういい人で頼りにされるし、もう覚悟をきめて手を出すことにした。
そうすると、やはりたいへん。次々と変更が入る。
そもそも発注した水道局側もはっきりしたヴィジョンがなかったのだろう。一番困ったのは、相当量の英文を含む説明文の処理で、原稿訂正が入るたびに、文字組や地図のデザインを大きくやり直さなければならなくなったこと。さらに詳細図も入れたりと、どんどん内容が複雑になった。
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9月以来、1か月以上にわたって、この細かいデザイン作業にふりまわされる。
鉄道と疏水と道路の立体交差の表示を何度もまちがう。
下請けの下請けの下請け。しかもボランティア。
とことん貧乏くじばかりひく人生だ。
とはいえ、芸大の教員などの仕事より、黙々と手作業するほうが性に合ってる自分を確認もする。

あとは、看板屋さんがしっかり印刷・施工してくれることを祈るばかり。
しかし、正直、現地で完成品を見るのが怖い。
水道局からは、11/8の疏水ウォークまでに完成させるよう、指令が出ているらしい。

あ、今、なんともう僕がつくった地図が水道局のサイトにアップされているのを発見。
これは修正前のバージョンではないか !
by peuleu2 | 2009-10-31 01:43 | デザイン
2009年 10月 12日
Ryouhei Hirose
2002年に、京都芸術センターで、コンサート「プーランク〜画家の仕事」の舞台美術を手がけて以来の、音楽界の盟友・中村典子さんと山上友佳子さん。
二人はともに作曲家・故廣瀬量平氏の教え子。
縁とは不思議なもので、その後もずっと交流は続いているが、この夏、その縁の究極ともいえる出来事があった。
それは、山上友佳子さんが廣瀬先生のご子息の廣瀬周平氏とご結婚なさり、その名も廣瀬量平事務所という音楽事務所を開設されたことだ。で、僕がその事務所のロゴと名刺、追悼演奏会のリーフレットのデザインを頼まれた。
ロゴは、書家でもある廣瀬先生の奥様の文字を使ってつくった。

同時期に、中村典子らさんのグループ「クラムジカ」の演奏会リーフレットも進行していて、僕のアトリエには、9月以来たえず、廣瀬先生の曲が響いていた。
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一連のデザインには、自分のドローイングを使っている。
文字を絡めたり、色調を変換したりといった操作は、原画の作品性を損なう面があるから、普通の美術家はいやがるかもしれない。
自分は普通ではないので、テーマである音楽に通じるものがあると思えば、何でもやる。

デザイン作業の過程で、大量にある昔のドローイングを見直す機会があった。
描き散らかしていて、持続的に探求・深化させることができていない、と反省した。
by peuleu2 | 2009-10-12 12:29 | デザイン
2009年 05月 13日
sous-traitant
もう、たいへん。
先月末から、みんぱくの下請けデザイナー状態。
20代のときに戻った気分・・・
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特別展の真下にある地下会場。この殺風景な空間に新入生の作品135点。う〜ん。
by peuleu2 | 2009-05-13 10:54 | デザイン
2009年 03月 15日
Clumusica 01, ou la beauté du flanc
今週は地獄のように忙しかった。
旅立つ前に片づけておこうと、グラフィックから土茶屋づくり、次年度の疏水プロジェクトのための水道局との折衝、ドゴン展のための泥のワークショップの企画書、大枝アートプロジェクトの報告書、大学の下らない文書作成の仕事などに一気にとりかかる。
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そんななか、作曲家の中村典子さんから頼まれてデザインした"clumusica"の公演会チラシが届く。
6000枚もある。ずっしり。
チケットは300枚で、会場のART COMPLEX 1929は客席はそんなに多くないから、部数が多すぎるように思ってたずねたら、「チラシはチケットの数と関係なく挟み込みの数で発注数が決まります。3000から5000というのは普通で、今回参加人数が多いので6000になりました」とのこと。
演奏者のプロフィルもすごい文字数。美術の数倍はあるか。
音楽の世界の論理は美術とちがうので、戸惑う反面、ときに面白いことが起こる。
今回はなんと、前回反転させて使ったチラシの原画をそのまま使ってほしいという依頼。
自分ひとりだと恥ずかしくてとても考えないような発想。
手間がかからず安くなると思って、だそうだが、手間はまったく同じ。
でもまあ、何とか戸惑いながら料理した。しかも部数は6000枚。

で、その6000枚の束を並べると、断裁面が意外な美しさを見せた。テキスタイルの美に通じるものがある。
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作品というのは、作者からして真っ正面に現象するものだが、意図が支配的な正面ではなく、その側面に意外な美が宿ることがままある。
以前からこの「正面性」と「側面性」の問題をよく考えたいと思っていて、今回はウラ面の左右に文字を裁ち落としで配して、オモテ面とウラ面を側面で干渉させてみた。
でも結果は予測できないし、紙一枚の厚さではその干渉は見えない。6000枚だからこそそれが見える。
カンヴァスの側面もときに正面より美しいことがある。
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前回の公演は日本にいなくて行けなかった。今度はぜひ聴きに行こう。
by peuleu2 | 2009-03-15 15:37 | デザイン
2008年 07月 14日
clumusica 00
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友人で芸大の同僚でもある作曲家・中村典子さんが、二人の若き作曲家とともに「クラムジカ」というグループを結成した。
そのプレ公演のリーフレットとチケットを頼まれてデザインした。
いつも典子さんはデザインのために演奏曲目のCDを送ってきてくれる。それを聞きながらイメージをつくる。演奏曲のなかには、ジョージ・クラムの「ブラック・エンジェルス」、シューベルトの「死と乙女」などもある。⇒関連サイト
clumusica <クラムジカ> とはCLUMSY[(英) 不器用な]に MUSICA[(羅) 音楽]を加えた造語。ク・ラ・ム・ジ・カと発音してみると、舌が耳にひっかかるような音感がある。「不器用な」というコンセプトが地に足のついた感じで、気持ちが通じる気がする。

それで今回は、自作のドローイングをコンピュータで処理して使うことにした。

でも大学の授業や、大枝アートプロジェクトの準備と重なって、作業日程としてはとてもきつかった。行ったことのない大津のフィガロホールの地図をつくるのに一番手間がかかった。わかりやすさを第一にしたので、案の定おさまりが悪い。
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クラムジカのプレ公演「天使の系譜」は、9月21日。
あいにくこの日はパリにいる予定で、残念ながらコンサートに臨席できない。
とても面白そうなのだが。
本公演に期待しよう。
by peuleu2 | 2008-07-14 23:08 | デザイン