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2008年 03月 31日
Arrêt vert
「みどりの停留所」プロジェクト、モロッコ版。
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Ait Benhaddou(アイト・ベンハッドウ)に隣接する日干し土ブロック製作場にて、みどりの停留所を即席設置する(3/25)。
大枝の大藪さん宅の土塀の研究・製作のために、モロッコの土ブロックによる建設現場はぜひ訪れたいと思っていた。
ここがモロッコで最初の「みどりの停留所」。
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上と同じAit Benhaddou近くの土ブロック乾燥場にて。
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アトラス山脈東方メルズーガMerzougaのシェビ砂丘にて。
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本物の停留所が倒れていた。ウルサザードOuarzazadeからティフルトゥートTifouletouteのカスバに向かう道路沿いにて。
by peuleu2 | 2008-03-31 22:43 | アート
2008年 03月 22日
voir / être vu
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3月22日、パリ市立近代美術館でやっていた展覧会"Gelitin, La Louvre"にて。

Gelitinは、スイスの4人組のアーティストグループ。
楽しそうにやっている。うらやましいなー。
でも僕にはグループ活動はできないだろうなー。

いよいよ明日はマラケシュへ発つ。
by peuleu2 | 2008-03-22 22:34 | アート
2008年 03月 21日
Free Tibet
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à la place Fréhel, Belleville, Paris
by peuleu2 | 2008-03-21 09:47 | 観察
2008年 03月 15日
Vague d'argent
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「湖都楽母(ことがくぼ)」。友人の作曲家・中村典子さんが、滋賀出身の女性音楽家たちと結成したグループの名前。琴・打楽器・ヴァイオリン・作曲というユニークな編成。メンバーはいずれも実力派。中村さんから頼まれて、旗揚げ公演(5月10日)のチラシをデザインした。

滋賀の、とくに子供たちの環境への感性を音楽を通じて高めるという、時代への意志をもった音楽活動をやっていくとのことで、分野はちがえど、既存の芸術界から踏み出すこころざしに共感できる。
でも、ひかれたレールの上を走るのではなく、自分でレールを引くのはたいへんだ。今度も、音楽家たち自身が企画して、ホール(しが県民芸術創造館)にもちこみ、演奏会を実現させるという。それで、通常なら、プロデューサーやホール側がやる広報のデザインから後援や助成の折衝まで、自分たちでしないといけないらしい。

演奏会の基本モチーフは「ぎんのなみおどる」という絵本。びわ湖の魚たちが子供たちと大音楽会を開くというお話。
だが、びわ湖には近年行ってないので、すっとイメージがわかない。で、3月初め勤め先の入試の仕事のあいまをぬって、近江八幡から湖岸をまわった。
きれいな砂紋が水辺に広がっていた。だが、しばらくすると砂紋も水も表情を変える。湖は生きている。そのことをイメージして、足許から遠景までの風景を合成した。魚たちで湖がもりあがるイメージで絵も描いた。
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ホール側の意向との兼合いもあって、絵本の絵を使うとか、いろんな内容変更やらを受けながらのデザイン。昔のデザイナー時代を思い出す。昨日ようやく出稿データを主催者に渡した。

出来上がりを見ずに、18日、パリに発つ。
by peuleu2 | 2008-03-15 19:06 | デザイン
2008年 03月 12日
Bibliothèque à l'université
2008年3月10日、所用で初めて車で長岡京から八王子まで行った。
翌日、機会を利用して多摩美術大学と東京造形大学に立寄った。両方とも構内に入るのは初めて。
東京造形大学には、白井晟一が原案をつくったという横山記念マンズー美術館なるものがあった。佐藤忠良が彫刻教育の基礎をつくった大学だから、マンズーなのか。
ちょうどなかでジャコモ・マンズー展をやっていて、守衛のおじさんが早めに鍵を開けて中に入れてくれた。デッサンが意外によかった。
白井晟一の建物に入るのは久しぶりだ。あいかわらず独特の沈静したたたずまい。

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多摩美術大学では、昨年オープンしたという、伊東豊雄設計の図書館を見に行った。
連続アーチを描くガラス面がコンクリートの外壁とほぼツライチになっている軽やかな外観、曲面ガラスで仕切られたアーケードギャラリーからのアクセス、図書情報とのさまざまな向き合い方を導くテーブルや什器のデザイン・・・
平面プランを見ると、ル・コルビュジエのロンシャン礼拝堂に似ている。まさかね・・・。

大学図書館という施設は大学の顏でもあるから、建築にも力が入る時代らしい。

ふと、2005年に竣工したばかりのベルリン自由大学文献学図書館を訪れたときのことを思い出した。
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ベルリン自由大学の図書館は、ノーマン・フォスター率いるフォスター&パートナーズ建築事務所の設計で、卵のような曲面の被膜によっておおわれ、内部も流麗な曲面や曲線がゆるやかにうねる。たしか2006年の「ベルリン建築賞」を受賞した。

帰り、出発がおくれたので、御殿場のLa La Gotenbaというホテルに泊った。どこかで見たかたちと思ったら、やはり若林広幸さんの設計。若林さんが昔デザインした桂の老人ホームそっくり。老人ホームを見たオムロンの社長が社員の保養施設として注文したらしい。1990年頃というから、バブル時代らしい派手なデザイン。
(僕が務める芸大にもバブル時代がこだまする恥ずかしいデザインの大学会館がある。)

それにしても、大学の施設デザインというのは、建築家の職能のなかではどういう位置づけにあるのだろう。限られた設計費の中で、時代の知的生産活動に対するヴィジョンが問われる刺激的な領域なのだろうと推測する。
by peuleu2 | 2008-03-12 01:53 | 観察