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2010年 01月 23日
2.5 dimension 2010
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昨年に続き、出品依頼されたギャラリー・マロニエの『2.5次元—絵画考—』展。
小清水漸先生の退任記念展(1/21〜30)の手伝いで徹夜になった翌日(1/22)に搬入。
ギャラリーの閉廊時間が20時から19時になったのは痛い。

今回は、「価値の起源」をテーマに、廃材のなかから見つけた芯材、金箔、塩、アフリカの鍵を使った。
制作中、「フィボナッチ数の隣り合う数の比は黄金比 φ に収束する」ことを発見する。
by peuleu2 | 2010-01-23 02:52 | アート
2010年 01月 15日
observer des riens
何でもないものをよく見ること。
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フランス語の"rien"は、英語の"nothing"に当たるが、無というより、無に近いもの、たいしたことのない、取るに足りないもの、というニュアンスがある。
「無」というと、何か宗教的ないし精神主義的な何かが感じられるが、そこまでいかない、どうでもよいもの、という境地がある。
人間の「意図」の外にあるものごと。といって、自然とか彼岸とか、そういう意味合いをおびない現象。
そうしたものにも、なんらかの興味深い「関係」を見いだすことができる。
by peuleu2 | 2010-01-15 23:36 | 観察
2010年 01月 09日
Musee du Lac Biwa
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1月9日(土)、琵琶湖博物館に初めて行く。
聞きしに勝る充実ぶり。
ノートをとりながら見て回ったので、半日では時間が足りなかった。

残念ながら、「理屈抜きで不思議な《回転系の力学》の世界を体感」できるという回転実験室は休止されていて、入れなかった。

先日の疏水停水のときに見た水路を清掃する職員と同じ身振りに出会った。
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◎水のゆくえMEMO:
地球上の全ての湖の水が入れ替わるまでに400年、
地球上の全ての地下水が入れ替わるまでに1000年、
地球上の全ての海水が入れ替わるまでに3000年、
地球上の全ての氷(万年雪、氷山)が入れ替わるまでに10000年かかる、と推定されている。
by peuleu2 | 2010-01-09 23:50 | 観察
2010年 01月 08日
arrêter un cours d'eau_2
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1月8日(金)、再び疏水の停水の撮影。
蹴上の関西電力発電所に隣接した洗堰を補修するので、そこに流れる水を止めるという。
以前、そこに住む管理人さんから、水が引いたら、大きなソウギョがぴちぴち跳ねると聞いた。
これは撮っておかねばと、寒空の中、今度はひとりで現地に出向く。

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問題は、現地の施設配置と、水の操作の仕方を、ちゃんと把握できていないこと。
職員でないから仕方ないが、それを抑えていないと、「水のゆくえ」をフォローできない。

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水門は、いくら閉めても水が漏れでていく。
そのありさまは、純粋で美しい。

水路は、漏れでる水のため、2時間以上たっても空にはならなかった。
結局、またテープが足りなかった。
魚も飛び跳ねなかった。
by peuleu2 | 2010-01-08 23:12 | 観察
2010年 01月 06日
arrêter un cours d'eau
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2010年1月6日午前9時、琵琶湖疏水の水が止まる。
「停水」されるのは第一疏水で、上水に使われる第二疏水は「減水」されるだけ。
3月17日に再通水するまで、水路を順次清掃していくという。

今夏の近代美術館での展覧会「生存のエシックス」は、生存を支える水、
具体的には120年前に開設されて、近代京都を支えてきた琵琶湖疏水を主題のひとつにとりあげる。
参加メンバーで8人の撮影チームを組織し、大津・けあげ・動物園前の三つの要所で、ハイビジョンカメラで停水のもようを記録していく。

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僕は、南禅寺船だまり担当になり、動物園のテラスからカメラを回した。

噴水はサイフォン式ということだったので、水が止まれば、噴水も止まると思っていたのに、いっこうに止まる気配がない。
疏水事務所の岡本所長にたずねると、噴水は30m上の取水口から独立した導水管で送られてきているから、船だまりに流れる水がとまっても出たままだという。同じ導水管から、蹴上と山ノ内の浄水場に水が送られている。ということは、噴水は、第一疏水と第二疏水の水の結婚を、重力で祝っているといえないか。

水がなくなるのに、噴水が勢いよく出ていては絵にならない。それで、あつかましくも疏水記念館にお願いしたら、噴水をとめてくれた。
バルブは二段階らしく、周囲の噴出口がまず止まると、中央の噴出口から高々と水が吹き上がって、まもなくすべての水が止まった。記念館の職員さんと、手で合図する。
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堤の東側に発電所からの激しい放流があり、堤の西側では水の引いていく静かな水面がひろがる。
テラスの上から、指揮者気分である。
夏にここでコンサートができたら、面白いだろうなと思う。
水のうごきや音、動物の声を取り込んで。
20年前の初めてのビデオ作品では、際限なく泳ぐ難波老人に、ヘンデルの『水上の音楽』を重ねた。
この夏は・・・
by peuleu2 | 2010-01-06 23:30 | 観察
2010年 01月 03日
coller des feuilles d'or et d'argent
1月3日(日)、金沢も、雪だった。
金沢21世紀美術館でのオラファー・エリアソン展。
知覚現象の科学的解析を、美術作品に転換している。
来場者多し。Kim君は連絡がつかず。

金沢中心市街から少し離れた箔一箔巧館というところで、金箔貼りのデザイン実習ができるというので、ほとんど吹雪の中を歩いて訪ねる。
着いたのは閉館30分前。
金沢にはほかにも金箔貼りをさせる工芸館もあるが、たいてい型が用意されている。
ここはデザインから自分でできる。
受付の女性も明るくて、おおらか。
素人っぽくふるまったが、美術系の仕事をしていることを見抜かれた。
箔貼りは初めてだったが、楽しかった。テーマは「水のゆくえ」。
仕事づくめなので、久しぶりにくつろぐ。
親父の血なのか、工芸的なことが根っから好きだ。
こちらに進んでいたら、はまって抜けられなかっただろう。
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by peuleu2 | 2010-01-03 23:13 | デザイン